坂下組の太宰治こと経営企画のH・Yです。
朝晩がずいぶん過ごしやすくなり、少しずつ秋の気配を感じるようになりました。
秋といえば、やっぱり「実りの秋」。
穀物や果物など、いろいろな作物が収穫の時期を迎えます。
坂下組のグループ会社である「すき酒造」でも、この時期は一年の中でも大切な季節。
収穫されたばかりのサツマイモを使った、芋焼酎の仕込みが始まります。
すき酒造があるのは、宮崎県小林市須木。
奥深い山々に囲まれた、とても静かな場所です。標高も高いため、朝はもう少し肌寒いくらい。
そんな須木の蔵で、今年も焼酎づくりが始まっていました。

まずは、運び込まれた大量のサツマイモをきれいに洗い、皮を剥いていきます。
これが機械で一気に……ではありません。


地元の方々にも手伝っていただきながら、ひとつ、またひとつと丁寧に手作業で。
僕も皮むきに参加しました。

やっていること自体は、ひたすら芋の皮を剥くという単純な作業。
でも、普段なかなか経験することのできない
「焼酎づくりの一員」になったような気がして、これが意外と楽しい。
気がつけば、鼻歌まじりで黙々と芋を剥いていました(笑)。


きれいになったサツマイモは、このあと麹と混ぜられ、甕の中へ。
そして時間をかけて、ゆっくり、ゆっくりと芋焼酎へと生まれ変わっていきます。
すき酒造の焼酎づくりは、たくさんの工程を人の手で行っています。
だから、一度につくれる量にはどうしても限りがあります。
でも、実際に仕込みに参加してみると、それもこの蔵の魅力なんだと思えてきます。
一本の焼酎ができるまでに、これだけ人の手がかかっている。
そう思うと、いつも飲んでいる一杯もちょっと違って見えてきます。
これから季節は、秋から冬へ。
もう少し寒くなったら、すき酒造の芋焼酎をお湯割りで一杯、なんていかがでしょうか。
その一杯には――
もしかすると、僕が皮を剥いた芋が入っているかもしれません。
……そう考えると、今年の焼酎はいつもより少し楽しみです。

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