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怠けものが会社を変える?

投稿日:2011/09/14

ネットで、ある歯磨き粉会社のトラブル解決法がためになると話題になっていました。


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歯磨き粉会社は、歯磨き粉のチューブが入らず空の箱ができてしまうという不具合に悩んでいました。
箱が流れてくるベルトコンベアと、歯磨き粉のチューブが流れてくるベルトコンベアのタイミング調整をしても100%箱に入るように設計するのは困難を伴いました。

CEO(最高経営責任者)は経営陣を集め、エンジニアを雇い新しいプロジェクトを立ち上げることに。
予算と計画を組み、6ヶ月の期間と800万ドル(約6億円!!)をかけてプロジェクトが実施されました。

これによって空っぽの箱ができるたびに重量不足を検知してベルが鳴り、光で知らせるシステムが構築されました。
そのたびに生産ラインをストップさせ、人の手で空箱は捨てられます。
その後ボタンを押して再びラインが動き出します。

問題が解決するようになってから、しばらくたったある日のこと・・・

CEOはその後のプロジェクトの様子を確認しにいきました。
客からのクレームは減り、市場での売上は伸び使った金額分の成果が出ていると満足しました。
次にどれくらいの空箱が出ているかを調べてみたところ、3週間にたったの1つもなかったのです。
報告書に間違いがあるのではないかとエンジニアたちに尋ねてみても、それが正しいとの答え。
実際にベルトコンベアに載っているもので、空の箱はないと言うのです。

疑問を抱いたCEOは工場まで足を運び、ラインの現場を自分の目で確認することにしました。

すると検知する場所の1.2メートル手前に20ドル(約1500円)ほどの扇風機が置かれており、
空の箱を吹き飛ばしてはゴミ箱に入れていたのです。

説明を求めると、作業員の一人が答えました。

「ああ、それはベルが鳴るたびにいちいち来るのが面倒だったので、そこに置いたんですよ」

まじめな社員がお金と労力を使ってまじめに計画したものより、面倒くさがり社員が置いた扇風機のほうが効率的だったというお話。。。。

ナマケモノです!!かわいいですね!!!

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