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白浜舗装現場報告

投稿日:2015/03/11

今日で東日本大震災から4年の月日が経ちました。
一昨年、社員研修旅行で東北を訪れた際に見た東北の風景は、テレビや新聞で観るのとは、比べものにならないくらいの衝撃で、
本当にここに街があり、多くの人が住んでいたのかと、目を疑いたくなるような光景を目の当たりにしました。

復興は進んでいると言いますが、今なお、岩手県、宮城県、福島県をはじめ、6つの県で2584人の方の行方が分かっておらず、
いまだ23万人が避難し、仮住まいを強いられている状況で、まだまだ沢山の方が苦しんでいるのが現状です。

離れた街で暮らす私たちにできることは何かと考えた時に、東北に行って、直接何かをすると言うことは、
なかなか難しいかもしれませんが、何かできることをと考えたときに出来ることと言えば、やはり東北の物を食べて、買って支援する、
そして震災を忘れないということが、重要なのではないかと個人的に思います。

一日でも早く、東北が復興し、震災前の生活に戻れるよう心から願いたいです。
地震が発生した午後2時46分には、各地で哀悼の意を表すべく、サイレン吹鳴が実施されます。
震災で犠牲となった皆さまを悼み、黙とうをお願いします。


さて、今日は、日向市細島港で施工中の白浜舗装工事の現場報告をします。

細島港は、日向灘に面した大きな入り江であり、天然の良港として発展してきました。
浚渫をし、岸壁を整え、大型船も入港出来るようになりました。

報告する舗装現場は、その岸壁の物揚げ場の工事の一環です。重量物が通る為、舗装構成は、一般道路と異なります。
坂下組の受け持ち部分は、上層路盤から舗装までですが、その舗装面を支える路床や下層路盤は、セメントが混ぜられ、
非常に固く、賢固に仕上げられていました。

ここからが、坂下組の施工範囲です。
粒度を調整した砕石を15cm敷均し、十分に転圧した後、一般的なアスファルト混合物より若干荒い舗装を
5cm・5cm・5cm、合計15cmの厚いアスファルト舗装を実施し、その上に、5cmの目の粗い舗装をします。

丁度「おこし」みたいに空洞のある特殊舗装です。その後、この舗装面に、セメントミルクを流し込みます。
空隙にセメント十分に浸透するように、セメントミルクを広げながら、振動ローラーにて振動をかけて充填します。
この舗装を「半たわみ性舗装」といいます。重量物が通る場所や路面が傷みやすい交差点等で施工されます。

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