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竹名トンネル現場報告3

投稿日:2013/03/13

竹名トンネルではいよいよ掘削工事が始まりました。


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この写真は、掘削開始前に鋼製支保工4基建て込んだところです。

この上にキーストンプレート(波形の鉄板)を張り付け、吹付をして、いよいよ掘削開始となります。
最初の内は山が柔かいので、油圧ブレーカーと呼ばれる機械で掘削をしていきます。

通常のブレーカーは、下方向や横方向の岩、コンクリートしか破壊できませんが、トンネルで使われるブレーカーは、トンネル内が狭い為、ブーム(腕)が短く、上向きにも作動し、天井部の岩も割ることができます。

そして1m掘り進んだら、鋼製支保工を再び建込み、手前の鋼製支保工と繋ぎ、吹付をしロックボルトを設置します。

吹付の様子

ロックボルト設置の様子

この作業サイクルを1mごとに行い、トンネルを掘り進めていきます。
山の固さにより、1サイクルが1mから1.2mになったり1.5mになったりするそうです。

写真を見ていて、トンネル坑口の上に置いてある木に、皆さんお気づきですか??

これは 化粧木(けしょうぎ) と呼ばれるものです。形は伊勢神宮御本殿の屋根の飾り木を模倣して
あります。山の神に対する敬虔(けいけん:敬い、つつしむこと)を表しています。
化粧木の右(根元部)には天照大神、左(木先部)にはウブヤフキアエズの命(神武天皇の父親)を祭るとされています。

そして、竹名トンネル現場にも春の気配が!

トンネルを掘っている山に山桜が咲いていたそうです。春の訪れと共に、竹名トンネル工事も着々と進んでいます!!

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