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日本の宝「職業能力の体系」

投稿日:2021/10/07

宮崎本社のMEGANEです。

「お知らせ」でもご紹介した通り、先日、基盤整備センター及びポリテクセンター宮崎から計3名のご担当様が坂下組 宮崎本社に来社され、「建築工事業」分野の「職業能力の体系」の見直しに向けたヒアリングが行われました。

(参考記事:「基盤整備センターによる「職業能力の体系」整備に協力しています」)

 

「職業能力の体系」とは、業種毎の「仕事の見える化」。
つまり、ちょっと大雑把な言い方をすれば、「国によって整備されたスキルマップ」といえばわかりやすいでしょうか。

 

図:職業能力開発体系を活用した人材育成イメージと職業能力の体系の関係
(「基盤整備センター」ウェブサイトよりお借りしました)

 

この「職業能力の体系」では、業種ごとに様式1~4という4種類の資料が、それぞれ以下の目的をもって整備され、その全てが関連し合っています。

 

  • 様式1:職業能力開発体系
    「職業能力の体系」と「職業訓練の体系」の全体像を鳥瞰できるように示したもの
  • 様式2:職務と仕事
    職務ごとの仕事を段階的・体系的に示したもの
  • 様式3:職務と仕事と作業
    職務と仕事と作業仕事と、それを構成する作業を明確化したもの
  • 様式4:仕事の内容:作業に必要な知識、技術・技能
    作業に必要な知識、技能・技術の内容を示したもの

 

これを用いれば、各従業員の成長段階に応じて、どういった作業の習得が必要かを検討が円滑に行えると思います。

ぜひ、「基盤整備センター」ウェブサイトをご参考ください。

「基盤整備センター – 職業訓練の体系(説明)」

「基盤整備センター – 職業訓練の体系(モデルデータ)」 

 

本来であれば、各社が自身の業務を棚卸し、こうした資料を作成する必要があるのでしょうが、その基礎となる情報が整備されたこの「職業能力の体系」。

しかも、建築工事業だけでなく、なんと97業種分(執筆時現在)が作成されています。

これは、まさに日本の宝であるといっても過言ではありません。

 

少子高齢化が進み、働き手が減少する現代社会において、組織の人材育成は重要な経営事項。

そのカリキュラムをより効率的かつ効果的に設計、もしくは見直していくためにも、ぜひあなたの組織でもこの「職業能力の体系」を生かしてみませんか?

 


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